ルネサンスの魔術思想 |D・P・ウォーカー
ルネサンスの魔術思想
D・P・ウォーカー
筑摩書房 刊
発売日 2004-06-10
価格:¥1,470(税込)
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日本語の語感とは裏腹に、西洋において魔術はむしろ思想史の表舞台にあり続
けた知的伝統である。錬金術や占星術と並び、またそれらと密接に絡みなが
ら、魔術はいわば「グランド・セオリー」、「先端科学」として一級の知識人
に迎えられたのだった。ただしキリスト教正統信仰との調停は複雑・微妙で、
ルネサンスには百家争鳴の論題となった。はたして、その帰趨やいかに?本書
は、イェイツ女史とともに英国ヴァールブルク学派を代表する著者が、最大の
理論家・実践家たるフィチーノの魔術思想と、それに対する諸家の反応を克明
に跡づけて、ルネサンス思想史研究に新局面を切り拓いた先駆作。
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この記事は2006/6/21に作成しました。